2019-04-26 第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
ロシア側の事情を結構きのう下斗米先生から伺いましたけれども、国内事情であったりウクライナの状況であったり、対中、対北朝鮮、あるいはもっと経済的な面でインドとの関係とか、そういった点もにらんでいるというふうにも伺いました。
ロシア側の事情を結構きのう下斗米先生から伺いましたけれども、国内事情であったりウクライナの状況であったり、対中、対北朝鮮、あるいはもっと経済的な面でインドとの関係とか、そういった点もにらんでいるというふうにも伺いました。
そこで、下斗米先生に伺いたいんですが、日米安保が障壁となってなかなか対ロシア平和条約が結べていない中で、なかなかこの北方領土問題が、テーブルにのってロシア側が真剣に議論しようという姿勢がうかがえないというような感じを日頃持っているんですが、先生の御見解を賜りたいと思います。
○参考人(袴田茂樹君) 人的交流とともに、この北方四島では法的問題があっていろいろ難しい側面はありますが、北方四島に限らずあらゆる面での交流を広げ深める、これはもう基礎の基礎だと私は思っておりますので、今、下斗米先生がおっしゃったように、余りにも日ロ関係、そういう人的交流が今少ない。これは非常にまずい状況だと私も強く思っています。
下斗米先生と袴田先生にも大変お伺いしたいことがたくさんあったんですけれども、時間の都合でもうお伺いできないんですけれども、高い見識の下、非常に今日は大局から御意見を頂戴することができました。また先生方のお考えを深く勉強して生かしてまいりたいと思います。ありがとうございました。